第48代部会長 德山 慶博

【基本理念】
共に語り共に感動し絆で結ばれた水産部会の仲間をつくり多くのメンバーで集う

【スローガン】
一味同心し日本の水産業界のリーダーとなろう!

【所信】
2011 年 3 月 11 日に生じた東日本大震災は、北海道から千葉県にかけて水産加工業に甚大な被害を及ぼしました。農林水産省の被害状況報告書によると、漁港や水産加工団地は壊滅的被害を受けており、その被災額はおよそ 2 兆 2,839 億円と推定されます。特に岩手県と宮城県においては、被害が他地域に比べてすべての漁業地区に及んでおり、港湾地区の地盤沈下など復旧・復興がなかなか進まず、事業の再開割合がもっとも低い水準となっています。

中でも石巻地区は、沿岸部の水産加工団地内に 200 社ほどの水産関連の施設、関連メーカーがあったが、壊滅的な被害を受け、悲惨な状況でありました。我々水産部会の諸先輩方も被災され大変なご苦労をされました。

このような悲惨な状況の中、日本の水産業界の未来について我々水産部会にできることをメンバー全員で創造し行動していくことが大切であると考えます。

47年間、途切れることなく世代を超えて受け継がれてきた「水産業発展への思い」。
先輩から後輩へと様々な事業を共に行う中で伝達されてきた「情熱」。
水産業界の未来を考え、リスクを恐れず自由な発想で挑戦してきた「行動力」。

全国の水産業をこよなく愛する仲間が、共に学び、同じ想いで事業を行う事で得られる「成長と友情」。

これらは水産部会のDNAとしてメンバーに脈々と受け継がれており、水産部会の歴史は、1年1年、先輩たちが情熱と努力によって作り上げられたものです。

青年経済人である水産部会のメンバーで日本の水産業を引っ張っていこうではありませんか!

「我々の活動」

私は水産部会の部会長として一年間一番大切にしたいことは水産部会を通じて共に語り共に感動し絆で結ばれた仲間が「集う」機会を作ることです。各部会、大会、委員会では、ひと手間かけた設営で楽しさや喜びを伝えます。

また会員を維持していく為には、部会の吸引力・発信力を高めていく必要があります。

そのために今までなかなか参加できなかったメンバーにも水産部会の楽しさや集うことではぐくまれる友情や涙が出るほどの感動の連続をお伝えし、メンバーが水産業界のリーダーとなるべく学びの機会を創出するために全国で皆様と集い水産業界の現状と未来について様々な体験型の部会を開催し、また他部会や新規取引先との交流の場をつくり皆様の企業活動にも意義のあるものにいたします。

情熱をもって水産部会が掲げる水産業界の明るい未来を共に語り創造しましょう。

「会員拡大して多くの仲間を作ろう」

青年会議所の最大の醍醐味は出会いです。出会いというのは出るから会えます。出なければ何も始まりません。2013年はメンバー、特別会員、新たに入会していただける仲間の方々との多くの出会いを求めて、積極的に行動し、多くの交流や機会の共有を生み出す拡大活動を行きたいと考えております。皆さんと会員拡大活動をすることで偉大なる先輩の意思を伝え、何年たっても集い酒を酌み交わし、共に時間を共有することで生まれる友情と情熱で水産部会の仲間を脈々と築いていきましょう!

最後に

メンバーの立場でまた水産部会長の立場で水産部会が真に魅力ある団体である様に全員で考えてまいりましょう。今までの先輩方がそうしてくれた様に私たちも次代に水産部会の素晴らしきDNAを引き継いでいく事が我々に課された使命ではないでしょうか。
先輩方から引き継いできた財産、DNAを活用し、私たちなりの自由な発想と仲間という強い原動力を持って、皆様と誇れるような水産部会を先頭に立って創り上げ、「あなたに出会えてよかった」と思っていただける部会長に私はなります。

どうか皆様この一年間、皆様のお時間と情熱の一部を私に預けてください。

不退転の覚悟で水産部会の繁栄に寄与いたしますのでどうぞお力をお貸しください。