第12話 1年間の締め括りは「海なし県」で!水産部会長が林業組合と対談を行います

いよいよ今年度最後の部会が近づいて参りました。
それも水産部会なのに「海なし県」、栃木県日光市での開催です!実際にシニア会の多くの先輩達から「どうして日光?」と質問が相次ぎました。
でも山々に囲まれた日光は林業が盛んで、森は海の恋人と例えられるくらい密接な関係があって、栄養分でいえば海の原点は山にあるといっても過言ではないのです!

だから水産部会だから海ばかり回ればいいなんて私は違うと思います。少なくとも沿岸域の痩せた海を取り戻すためには、大地が再び栄養豊かになる必要があって、山々の荒廃の原因や林業の衰退にあります。
今、林業を生業をする人達が何に直面し、どう乗り越えようとしているのか、私達水産業界にできる事はないのか、それを突きつめるのが11月度日光部会なのです。

私はむしろ最後を飾るに相応しいさえ思います。森林組合との講演と対談の中で、絆を深め、希望を見つけたいと思います。