第58代 部会長 名田勝之

【基本理念】
ネットワークを最大限に活用した、持続可能な水産業界をつくる

【スローガン】
 En魚oy!
〜ワクワク水産部会〜

所信】
今一度考えてみてください。 なぜ皆さんは水産部会に入会をしたのでしょうか。 人生をより良くするために水産部会を役立てていますか。 もっと貪欲に求めてください。 皆さんが求める機会が水産部会には用意されています。 出会えた仲間とともに Let‘s En魚oy!

【ワクワク水産部会へ】
「人生は出会いで決まる」と私は考えています。水産部会には人生を変える出 会いがあります。私の使命は、部会の活動を通じて機会を皆さんに提供し続け ることです。出会いを通じて自分自身を新たなステージに身を置き人生をより 良くするために部会というツールを使い倒して頂きたい。そのためには、まず は部会へ参加して頂くことが必要であり、一人でも多くの現役メンバーが集う ために「楽しさ」を新基準とした運営を最大の目標として取り組んで行きたい と考えます。

私が考える「楽しさ」とは、交流を通じたお互いの理解を深める事はもとよ り、部会を通じての新たな知識の発見、ネットワークを通じた新たなビジネス チャンスなど部会の参加を通じて自身が変化していき、社業を変え、しいては 水産業界にも良き変化をもたす人財へと成長してもらいたいと願っています。

魚という共通のテーマで寄り添った皆さんが「楽しさ」の共感で繋がり生涯寄 り添うことのできる信頼できる仲間と一緒にワクワクと活動を行うっていくこ とがより良い水産部会になっていくと私は考えます。 私たち現役メンバーから水産部会を今一度盛り上げて行きましょう。

【参加促進のための仕組みづくり】
現在、約30名のメンバーが在籍しておりますが各部会への参加率は低く、 結果として参加するメンバーはいつも同じ顔ぶれとなっております。結果には 原因があり、原因を一つ一つ解決するために新たな参加促進のための仕組みづ くりが必要です。人生を変える出会いの機会を提供する責務として、各部会へ の参加促進のため2023年度は新たな取り組みを実施して参ります。

まずは、SNS を活用したメンバー紹介を実施して参ります。在籍メンバーがど んな人で、どんな仕事をしているのか正直な所わかっていないのが現状です。 当たり前の事だと思いますがお互いを知ることからスタートしていきます。

次に、地域別にグループを形成し交流の場を提供して参ります。議案作成も担 当副部会長のみで作成するのではなく、地域別グループと一緒になって作成す ることにより担当部会の意識向上と参加促進を促し、グループ単位での繋がり をまずは築いて頂きます。
そして、部会開催のあり方も今一度見直していきたいと考えます。皆さんが集 まりやすい時間や場所、皆さんが何を部会に求めているのか、また参加しやす い会費の見直しなどメンバーへのアンケート調査を実施して参ります。

これまで参加が困難であったメンバーにも水産部会の楽しさを共感して頂ける よう創意工夫をして参ります。

【水産業界の未来へむけて】
日本の主要産業である水産業界は、現在多くの課題を抱えています。年々減 少する漁業生産量の低下、乱獲や栄養塩不足による資源の減少。少子高齢化に よる後継者不足や働き方改革とは程遠い労働条件における人材不足によるマン パワーの低下。現在私たちを取り巻く環境は非常に厳しいものとなっていま す。

しかしながら、ただ悲願するのではなく明るい未来を見据え、小さな一歩か もしれませんが私たち水産部会が持続可能な水産業界をつくるために行動を起 こし続けなければなりません。日本の水産業界の未来は私たちが担っていま す。一人ひとりが日本の水産業界の起点となり、明るい豊かな未来へ向けて、 皆さんと一緒に歩んでいきたいと考えます。また、自分自身を大切にして頂 き、社業をより発展させていくことを常に考えて頂きたいと思います。

結びに、伝統ある水産部会の部会長を拝命させて頂きますことに心より感謝 すると共に、これまで感じえたことのない大きなワクワク感に加えてこの大役 の重さに心が震える思いであります。水産部会創立からの57年間、先輩諸兄 姉の皆様が紡いでこられた伝統と水産業界に注がれた熱き情熱を受け継ぎ、全 会員の皆様のために私は全身全霊で邁進して参ります。

日本の水産業界を牽引するのは私たち水産部会です。 一人ひとりが起点となり持続可能な日本の水産業界をつくっていきましょう。

先輩諸兄姉の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご指導、ご協力を賜り ますようお願い申し上げると共に、現役会員が訪ねた際には温かく受け入れて 頂ければ幸いです。

1 年間どうぞ宜しくお願い致します。